第67回 番組審議委員会報告書
① 開催年月日 平成24年7月2日(月)
② 開催場所 石巻コミュニティ放送株式会社 会議室
③ 委員の出席 委員総数8名のうち3名
  出席委員の氏名 大津幸一 高橋武徳 阿部由貴子
  欠席委員の氏名 久我恵美子 佐藤義則 高山孝志 相澤健一 菊池紀子
  放送事業者側出席者氏名 代表取締役社長     小笠原秀一
常務取締役       高須賀精一郎
取締役放送局長    沖津省己
取締役相談役      鈴木孝也
               松浦佳奈
④ 議題
  1. 現在の放送番組について
  2. 今後の予定ついて
  3. 番組の視聴と審議
  4. その他
⑤ 議事概要 現在の放送番組について報告するとともに、番組を視聴してもらい率直な意見を伺った。

⑥ 議事内容 議事@現在の放送番組について
昨年7月より開始の午後のワイド番組では5時間の生放送、10月より開始の午前のワイド番組は2時間生放送していることを報告し、震災後より取り組んでいる新たな番組について紹介した。

議事A今後の予定について
7月8日に行われる石巻市の総合防災訓練について特別番組を放送することを報告した。

議事B番組の視聴と審議について
午前のワイド番組より「ニュースピックアップ」と開局15周年記念「朗読で伝える・ラジオがつないだ命」を視聴。

これまでの議題について各委員より意見を聞いた。
議題@について
(大津委員長) 瑞穂あけみの中継コーナーはどういうものか?
(沖津局長) 毎週1回、市内事業所など各所からの中継で被災状況、復旧・現在の状況をリポート。担当者は民謡歌手でもあり、中継の最後には1曲披露している。
   
議題Aについて
(高橋委員) 石巻市役所にスタジオを設けるのか?
(沖津局長) ラジオ石巻のスタジオをメインに、市役所内に特設スタジオを設け市長から訓練の意義について等説明してもらう他、中継車からは避難訓練参加者のインタビューを放送する予定。また、震災時、多くの住民よりメールが寄せられたことをふまえ、今回の訓練では、安否確認・避難状況のメールも受け付け、ラジオ局側の訓練としても取り組みたい。
(阿部委員) メールの取り組みは面白い。非常時の持ち出し品についても再度確認の呼びかけをしてはいかがか?
(沖津局長) その予定である。
(大津委員長) 意義深い番組にして欲しい。
   
議題Bについて
(阿部委員) 震災の本を手にするには勇気がいるが、淡々と朗読していて、放送を聴いたことで、本を読んでみたいという声があった。
(沖津局長) 淡々と活字を伝えることを念頭に朗読した。全22回放送分はCDにまとめ、石巻市の障害福祉課に寄贈する。
(阿部委員) ニュースコーナーは新聞の内容が耳から入るのはいいが、ニュースとニュースの間に空白があることが気になる。
(沖津局長) ニュースの内容を知らないとうまく伝えられず、テンポもでない。        質の向上、内容の充実が課題である。
   
 
⑦ その他
審議機関の答申または意見の概要を公表した場所、その内容
8月下旬よりラジオ石巻ホームページにて公表する予定。