第62回 番組審議委員会報告書
@ 開催年月日 平成22年8月10日(火)
A 開催場所 石巻コミュニティ放送株式会社会議室
B 委員の出席 委員総数8名のうち6名出席
  出席委員の氏名 大津幸一 佐藤義則 高山孝志 高橋武徳 相澤健一 菊池紀子
  欠席委員の氏名 久我恵美子 阿部由貴子
  放送事業者側出席者氏名 代表取締役社長 相沢雄一郎
専務取締役放送局長 鈴木孝也
企画制作部主任 後藤優子
C 議題 1.特別番組(イベント)について
2.今後の予定について
3.番組の試聴と審議
4.その他
D 議事概要 前回の審議会以降に放送した特別番組・イベントについて報告するとともに、今後の予定、 新スタッフについて報告。さらに番組を試聴してもらい率直な意見を伺った。

E 議事内容 議題@ 特別番組(イベント)について
6月〜8月前半までの特別番組とラジオ石巻が関わったイベント(放送含め)の報告。
  • 6月14日(月)「みやぎラジオプロジェクト」放送。
    防災に関する番組で、宮城県内のラジオ局(NHK・Date FMほか各コミュニティ放送局)合同特別番組として各局で放送。
  • 6月18日(金)〜20日(日)「第20回ラジオ石巻まる得中古車フェア」
  • 7月29日(木)日本丸寄港イベントの中継
  • 7月31日(土)・8月1日(日)・2日(月)石巻川開き祭り生放送

議題A今後の予定について

8月後半〜10月までの特別放送予定・新番組と各種イベント、新企画などを報告。
  • 8月22日(日)松島基地航空祭
    イベントの模様と周辺の交通情報を中心に放送。
  • 8月30日(月)都市対抗野球大会実況生放送
    石巻市代表「日本製紙石巻」対 浜松市「ヤマハ」の試合を実況生放送。
  • 新番組「民謡 列島めぐり in 石巻」 9月6日よりスタート
  • 新事業「アナウンス教室」10月よりスタート

議題B番組の試聴と審議
「おはなし大好き」毎週金曜日9:20〜9:29
子育て真っ最中のママ・パパ、子育てサポーターのおばあちゃん・おじいちゃんが子どもや孫にラジオを通して絵本の読み聞かせをする。一般市民が多く参加し、ラジオを通して子育ての輪が広がっている。

これまでの議題について各委員より意見を聞いた。
番組 議題@について
(相澤委員) 川開き祭りのサテスタ場所が変わり、パレードの様子が見えなくなったと思う。どういう対応をして放送したのか。
(後藤) 見える所に中継班を配置し、キッズDJ2人に学校紹介をしてもらった。
(鈴木専務) これまでだとパレード中は外への音を小さくして放送していたが、逆に今回の場所はパレード中も気にせず音を出すことができた。
(大津委員長) これまでサテスタとして使っていた所は石巻専修大学のホープスが店を出している。ただ、祭り期間中は店内にほとんどいない状況。ラジオ石巻と共存はできないだろうか。
(後藤) スペース的に難しいと思う。
(高橋委員) ラジオ石巻のサテスタとしてはホープスが営業している所がいい場所だとは思うが、今後もホープスは継続して営業するだろう。来年のサテスタをどこに構えるかよく検討してほしい。ただ、毎年移動して放送するのは良くない。定着した方が市民にもPRしやすくいいのではないか。
   
番組 議題Aについて
(相沢社長) 今年は航空祭の特別番組を放送する。ブルーインパルス50周年ということもあり、全国から多くの人が来るだろう。交通情報、駐車場情報をラジオで放送し、混乱がないよう努力したい。
(佐藤委員) 来年以降はどうしていくのか。
(相沢社長) 警備関係者と自衛隊側から依頼されて放送する。今後どうなるかは検討課題。
(大津委員長) アナウンス教室はどういう企画なのか。
(相沢社長) アナウンスの基礎練習をメインに、教材については講師がこれまでやってきたことをまとめた手作りのもので、役立つだろう。そのなかで、ラジオとは何かを講義しながら進めていく。15歳以上なら誰でも受講できる。パーソナリティを目指すためだけではなく、市民活動に役立てるなど、どんな目的でも構わない。
(高橋委員) 都市対抗野球の中継は、日本製紙が勝ち進んだらどうするのか。
(相沢社長) ずっと中継をしていく。
   
番組 議題Bについて
(佐藤委員) 読み聞かせがうまい。
(菊池委員) とてもきれいな読み方。絵本が頭に浮かぶようでとてもよかった。
(佐藤委員) 2冊の絵本を読んでいたみたいなので、間に何か一息入れるような音を入れたほうがいいのではないか。
(大津委員長) 石巻は読み聞かせが盛んなのか。
(後藤) 学校ごとに取り組んでいる。
(高橋委員) 声がいい。絵本に書かれていることをただ読めばいいというわけではない。伝えるように読む。とても伝わった。
(相澤委員) 子育ての入り口としていい。リスナーはどういう状況で聴いているのか。「次に読む絵本はこれです」と事前に紹介しておけば、興味のある人は絵本を見ながら聴けるし、ラジオを聴いて気に入れば絵本を購入するだろう。
(高橋委員) 放送の時間帯はどうか。もう少し考慮すべき。ターゲットは誰なのか。子育て世代の親か子供か。リスナーのことも考えて時間帯を設定すべき。
(相澤委員) リトミックの番組を車の中で聴いたことがある。何をやっているのかわからない。ラジオの限界だと思うが、TVとは違う良さがあると思う。その特性をいかした番組作りをしてほしい。
   
 
議題Cについて
(高橋委員) 新番組の民謡番組は全国の民謡を扱うのか。石巻には民謡愛好家が多い。そういう人もラジオに出していけばいいのではないか。
(相沢社長) 地元の愛好家を多く出すような長寿番組を目指している。斎太郎節の全国大会を石巻で開くことを企画している。今後この番組は県内のコミュニティ放送局に広げていきたい。
   
⑦ その他
審議機関の答申または意見の概要を公表した場所、その内容、放送年月日。

平成22年8月13日(金)ラジオ石巻「朝生ワイド764」番組内で審議会開催の旨を放送。なお9月下旬よりラジオ石巻HPにて公表する。